今回は、「薄い本を読む」をテーマに、読書初心者向きのレーベル・シリーズを紹介しました。ちなみに、135回の続きのつもりです。
知的好奇心、あるいは知的背伸びとして、難しい本に取り組むのもよいと思います。一方で、それが無理そうならばぐっと簡単な本に手を伸ばすのも懸命な判断です。初心者だから薄い本から読むべしという規範ではなく、「まあ、こういう本から手に取ってみてもいいんではないでしょうか」という提案として聴いてもらえればと思います。人間はその二つをジグザグに進みながら、”読書技能”を高めていくものです。
名前を挙げたレーベル・シリーズについては、以下のページでテキストとしてまとまっていますのでご興味あればご覧ください。
ちなみに、水声社さんの本はAmazonでは買えないので、書店か公式のサイトからどうぞ。
倉下流読書理論
第135回と今回は、「倉下流読書理論」の構成素材について少し語っています。本をどう読むのか、という話ですね。
その「理論」は、一冊一冊の本をどう読解していくのかというレイヤーと、複数の本をどう渡り歩いていくのかというレイヤーの二層で構成されていて、それぞれがお互いに影響を与え合っているのがポイントです。
また、「何のために本を読むのか」という目的論的分析も欠かせません。そう考えると、読書のノウハウって存外に複雑です。
どこかの時点で、そういった話を一冊の本にまとめたいとも考えております。請うご期待。
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