こうの史代さん原作の"この世界の片隅に"のミュージカルで、脚本・演出の上田一豪さんと音楽のアンジェラアキさんの対談の内容に痺れました
アキさん曰く
"自分の居場所やその形は様々に変わっていくけれど、誰かとつながった時にそこにあるぬくもりが、きっとその人の居場所。
失敗をたくさんしながらも、人とつながろうとしてきた自分は間違ってなかったんだ、自分の居場所はちゃんとあるんだ、と感じてもらえたらと思います。"
ここから私は思いました
1、仲間と繋がったところが居場所
2、自分から繋がろうとすること
3、普通でいること
イノベーション3つのフレームとして、パッション、仲間、大義の話をいつもしているのですが、生きていく中でも、とても大切なのは"仲間"なんだなということを改めて教えて頂きました
ある意味、パッションが分からなくなっても、大義なんて大それたことがなくても、仲間だけは絶やしちゃいけない、そこが自分の居場所になるからと思いました
それでも、1人ぽっちに感じる時は、私も沢山ありますが、そんな時に思い出すのは、ももいろクローバーZの、"白金の夜明け"という曲の
'誰もが1人なんかじゃない、1人になろうとするだけなんだ"というような歌詞です。とかく、1人ぽっちの時ほど、こもってしまわざるを得なくなるんですが、そんな時にこの歌を思い出します
自らが1人になろうとするだけなので、ぎゃくにいえば、1人になろうとしなければ、仲間は必ず迎えてくれるはずだと思いました
そして、この物語の中で、とっても好きなフレーズがあって、すずさんに言われる言葉なのですが
"あーあ、たまげるくらい普通じゃのう
まるで当たり前のことで怒って
当たり前のことで謝りよる
お前だけは最後までこの世界で
普通で、まともでおってくれ"
という言葉で、いつもぼーっとしていると言われている、すずさんですが、実は自分に正直に生きてこられた人なんだろうなあと思いました
イノベーションをする時に、自分軸と他人軸の話をよくしますが、自分軸が他人軸に飲み込まれてはいけない、とお話をします
それは、いろんなことが起きている普通の生活の中でも、きっと大切なことで、自分軸の気持ちを、いつも大切に心の中に持ってられるかどうか、それがここでいうところの、"普通"ってことなのかなと思いました
それは、実はとても難しいことなのだと思いますが、すずさんは、きっとそういう人だったんだろうなあと
自分も、いかなる時も、そういう人でありたいなあと、そんなことを思いました
パッションや大義がなくても仲間がいれば、そして仲間は自分が動けば必ずいてくれる、そして、自分の気持ちやパッションの源はいついかなる時も無くさないでおく
それが
"この世界の片隅に"自分の居場所があるノベーション
そんなことを思いました^ ^
これは、日本から世界へ行って欲しいミュージカル!音楽も舞台も主演の昆さんも他の皆さんも、本当に素晴らしかった!本当に心からそう思いました
そんな話をしています^ ^
参考:ミュージカル "この世界の片隅に" 原作 こうの史代『この世界の片隅に』(ゼノンコミックス/コアミックス) 音楽 アンジェラ・アキ 脚本・演出上田一豪 東宝 https://www.tohostage.com/konosekai/
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