今回も、第135回目に行った「承認力チェックテスト」の内容に沿って、子供を承認する方法について紹介していきたいと思います。
今日は承認力チェックテストの9番目の質問だった
についてお話ししていきます。
普段、子供の様子を見ていると、どうしても気になったり、目についたりすることがたくさんあると思います。
例えば脱いだ服を脱ぎっぱなしだったり、ゲームに集中しすぎて約束の時間を過ぎていたり…
気がつくと1日中子供に注意してばかりで疲れた・・・というお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。
私も娘に対して、注意し過ぎて反省することがあります。
子供にとっては家は学校で疲れた分ゆっくりしたい場所なのだと思いつつも、やっぱり気になる部分があるとついつい細かく口に出してしまうのが親心ではないかなと思います。
もし、子供に注意し過ぎてもう疲れてしまうから、何かいい方法が知りたいというのであれば、今回紹介するリフレーミングを試してみてください。
リフレーミングとは、考え方の枠=フレームを、外してみたり、違う視点からのフレームに変えてみたりして、物事を見ることです。
「ちょっと物事の見方を変えてみる」と言うと、シンプルでわかりやすいかもしれません
例えば、お子さんが学校から帰ってきて、すぐにゲームをやったり、YouTubeを見始めて、なかなか辞められないと言う時
いつもなら
「学校から帰ってきてすぐにゲームをやるなんて、依存症になっているのかしら」
と不安になるシーンかもしれません。
でも少し見方を変えてみると、このようなお子さんの行動は、いわゆる「充電時間のようなのもの」と捉えることもできます。
これは、あなたもお子さんの立場になって考えてみるとわかりやすいかもしれません。
仕事や家事がひと段落してホッと一息ついた後、皆さんは何をしますか?
私は何気なくSNSのタイムラインをザーッとみたり、それこそYouTubeをみたりすることがあります。
そういう時ってどう言う時でしょうか?
私が思うに、特に目的はないけれども、それまでの緊張感や疲れから解放されるため、ただなんとなくSNSのタイムラインを眺めたり、動画を見たりしているのではないかな、と思います。
もしかするとあなたのお子さんも、学校で色々と考えることが多く、疲れてしまっているから、とりあえずあまりそのことを考えずにできるゲームをしたり、YouTubeをただぼーっとみたりしているのかもしれません。
先ほども言いましたが、いわゆる頭や心の充電時間のようなものが、あなたのお子さんにとってのゲームやYouTubeなのかもしれません。
もちろんゲームやYouTubeを長時間することは、生活時間の乱れにもつながりますし、目疲れなどの原因にもなりますので、ある程度コントロールは必要がですが
全面的に禁止するのではなく、リラックスしたい時にゲームや動画鑑賞をしたりすることも必要だと言う考え方を少しでも心にとどめておくと
と怒鳴る頻度を少なくできるかもしれません。
このように、いつもは注意してしまうようなお子さんの言動も、少し見方を変えてみて、「これもこの子にとっては必要なのかもしれない」など、肯定的に捉える癖がつくと、
お子さんを叱ってしまう機会も減り、親子間のコミュニケーションも円滑にできるようになります。
今回は子供が学校から帰宅してすぐゲームをしたり、YouTubeをみたりしてしまう、と言うシーンを例に出しましたが、あなたが普段、お子さんの気になる言動は他にも様々あると思います。
ぜひ一度そのようないつもは叱ってしまう・否定的に捉えてしまうお子さんの言動を紙などに書き出してみて、見方を変えるとどうなるだろう?と考えてみてください。
そしてその見方を変えた結果を、それぞれの横に書き出してみてください。
きっとこれまでは「注意しなきゃ」と考えていたようなことでも、「この子には必要なのかも」と思えるような考え方が出てくるはずです。
ぜひ、あなたも今日からこのリフレーミングという方法を試してみて、お子さんへの承認力を高めてみてくださいね。
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