自分のお子さんに対してチャイルドコーチングのアプローチを行う場合は、親である自分がコーチにならなければなりません。
そんな時、いつでも大切にしてほしいのが
「どんな些細な変化も見逃さないこと」
です。
私自身も、娘の些細な変化も見逃さず、その場で伝えるようにしたら、コミュニケーションがどんどん円滑になりました。
例えばこれはちょうど今月の頭にあった出来事だったんですが、我が家には脱いだ服をひとまず入れておくかごが置いてあるのですが、ある日娘が登校した後に娘用のカゴを見てみると、脱いだパジャマが綺麗に畳んで入れてあったんですね。
これを見て「やるじゃん」と思ったのですが、もう娘は登校してしまっていたので、本人にこのことを伝えることができません。
そこで私はどうしたかというと、付箋に「パジャマちゃんとたためていてえらい!」と書いて、カゴの部分に貼っておきました。
するとその日のお風呂の準備をするときに娘が「これ、お母さんが書いたの?」と嬉しそうに付箋を見せてきて。
「こうやって書かれるとうれしい…」とつぶやいていました。
そしてその日からずっと、カゴの中の服はきちんとたたまれています。
このように子どもの些細な変化を認めてあげられるようになると、お子さんもその親御さんの反応に応えてくれるようになります。
すぐに伝えられない時は、今回私がやったような付箋などを活用してもいいと思います。
もちろん、些細な変化には、いいことも、あまり良くないこともあります。
あまりよくない変化に気づいた時は、
「どうしたの?」
「いつもの〇〇らしくないね」
などと伝えてみてもいいでしょう。
このような些細な変化を見逃さず、伝えるようにしていると、お子さんは「お父さん・お母さんはいつも自分のことを気にかけてくれている」という安心感を得られます。
この安心感が、何か悩み事があったときに相談したり、辛いなと感じたときに素直に打ち明けられたりする関係性を築けるのです。
ぜひ今日からは「子どもの些細な変化も見逃さないぞ!」という決意を持って、お子さんを観察してみてくださいね。
きっとたくさんの成長ポイントを見つけられるようになると思います。
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