普段、私たちは物事をジャッジすることが非常に多いと思います。
ここでいうジャッジとは「良い」か「悪い」といった判断をするということです。
でもなんでもジャッジすることを一旦やめてみると、実はすごく楽になるんです。
例えば職場の人に対して
「この人は何でも人にすぐ相談するからちょっと苦手だな」
と判断するよりも
「この人は人に相談することが多いのだな」
と考えてみるんです。
このように、何かを「苦手だ」「よくない」と判断するのではなく、ただ事実のみを受け入れるようにすると、余計なストレスを抱えずに済みます。
これはお子さんとのコミュニケーションでも同様です。
例えばお子さんが学校で友達とケンカしたことを話してくれているときも、親御さんはお子さんから聞く話から、「これはうちの子が悪い」「これは相手の子も非があるかも」とジャッジしてしまうこともあると思います。
でもそんなふうなジャッジをせずに、お子さんの話をただ受け入れるようにすると、お子さん自身で話を整理しやすくなります。
言ってしまえば、お子さんから聞く話はお子さんのフィルターを通した話なので、事実はまた異なるものかもしれません。
しかしお子さんはお父さん・お母さんに話を聞いてもらい、トラブルを解決したいと思っているのでしょう。
なのでこのようなケースではうちの子が悪い・相手の子が悪いということをジャッジするのではなく、お子さんの話を受け止めることを最優先にしてもらいたいなと思います。
試しに今日、自分がどれほど物事をジャッジしているのかをチェックしてみてください。
おそらく想像以上に、さまざまなことに判断を下していることが分かると思います。
でもその中には、別にジャッジしなくてもいいこともたくさんあると思うんです。
「あ、今私はあまり必要ない判断をしたかもしれない」
そう感じることがあれば、ただ事実を事実として受け止めることにフォーカスしてみてください。
必要以上にジャッジしないようにすると、ストレスから解放されることもあります。
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