今回は特別編として、セントアンドリューズ大学の博士課程で学ぶ仰(あおぐ)に参加してもらい、ゆうやがギリシャ語釈義のレポートで書いた内容について二人で対話しました!
修士課程に在籍しながらギリシャ語の授業を受けもっていたこともあるあおぐ。的確な合いの手と補足で、対話を深めてくれています。感謝!
- Central Conferenceでの出会い
- トリニティで新約聖書を学んでいたあおぐ
- ルカ伝の「マグニフィカート」(ルカ1章46節〜)について
- 複数形の「大きなこと」に驚いたゆうや
- 与格(dative)という文法カテゴリー
- Dative of Advantage( "for me" )について
- Dative of Instrument( "through me" )について
- 時制(tense)について
- アオリスト時制形は何を表すのか?
- 過去を指し示すアオリスト(past referring aorist)について
- 未来を指し示すアオリスト(proleptic aorist)について
- マグニフィカートの背景となっている申命記10章21節
- 抑圧からの解放のシンボルとしての「出エジプト」
- イエスのミッションとしての「エクソダス」
- ルカ使徒の「預言的口上」としてのマグニフィカート
- プラトンも嘆いていた「著者の死」
- 何者でもない少女として登場するマリア
- 神は「何者でもない」マリアを選んだ
- 神のことばを聞いて守ったマリア(cf. ルカ11章27〜28節)
- イエス昇天後にも信仰共同体にとどまりつづけたマリア
後編(ルカの福音書の魅力)は次週公開の予定です。そちらもお楽しみください!