今回は番外編として、第十一回井戸短歌会の様子をお届けします!
お題(相談)に対して歌を詠むという、木下龍也さんオマージュの「あなたのための短歌」篇でした。
【お題】
激務な業界で長年働いてきました。この前「深夜にLINEするのやめてください」と後輩に言われました。緊急な事だったものの、時代の流れもあるから受け入れたいと思いました。"立場が上の人が相手に負担をかけないように"と心掛ける事は大切だと思いますが、私が一方的に心と頭を使うことに納得がいかないと感じるのも事実です。周りに相談すると「彼はメンタルも大変みたいだから忘れてやれ」と言われたのに一番腹が立ちました。私は強いから我慢しろと言われているように感じたのです。強くならないとやっていけない仕事だったから強くなってきただけなのに。私だって弱いのに。強いと思われている人をケアする考え方はないのでしょうか。この気持ちをどうしたらいいのかモヤモヤしています。
【短歌1/ジョージ】
こんな時 一心不乱 神様に すがりつけるよ(う)な 強さがあれば
【短歌2/ひかる】
「よくやった」誰も相手にされなくとも 思いを馳せる 存在があれば
【短歌3/ゆうや】
だれも乗り方を教えてくれなくてやさしい波に溺れてしまう
【短歌4/たくや】
昨日のさ課長の言葉が嫌だった 忘れるまでは一緒に怒る
Podchaser is the ultimate destination for podcast data, search, and discovery. Learn More